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南アフリカのつまらない話 第9回 南アの医療事情 その12009/12/10 10:55 Writer さくま
先日、脚を骨折しました。右足薬指と甲をつなぐ関節部分に亀裂を入れてしまったわけですが、それがまた結構複雑な割れ方だったらしく、診察直後に手術。プレート、ボルト、ワイヤーが入れられ、ギプスできっちり固められました。同時期に歯の被せ物も取れてしまい、これまた歯医者のお世話になることに。日本の歯医者でもおなじみのレントゲン、型を取り、成型して被せ物を作り、接着してかみ合わせを確認し、終了。簡単に説明すれば簡単に終わってしまうのですが、ここは南アフリカ。一応開発途上国です。そんな国でまともな水準の医療が受けられるの? 受けられます。 南アフリカの医療水準は日本と遜色ないと言っても過言でないくらいの技術を持っています。私の脚の手術にしても、歯にしても不安な所はほとんどありません。私たち青年海外協力隊のアフリカ隊員は、任国で対処できない重病などが発生した場合(手術が必要なときなど)は南アフリカへ緊急移送され、治療を受けます。おそらく医療面で安心していられるのはアフリカの中では南アだけなのではないかと思います。 日本の医療機関との違いは、例えば総合病院のようなところでも、そこは個人開業医が寄り集まってできあがっているような感じで、それぞれ専門分野が違います。たとえば私の脚の場合、はじめの診察・レントゲン撮影・整形外科による手術それぞれで医療費が発生し、別々の会計になります。まとめてドンではありません。また、皆保険制度がないので、患者は全額負担です。少なくとも、すぐに出せる金額ではなかったことは申し上げておきます。ただし、払わなければ手術は受けられません。特に私たちのような南アからすると外国人は信用力がないため、全て前払いです。このようなシステムは、おそらくアメリカでも同様だと思いますが、レントゲンを撮るためにわざわざ車で10分の病院まで行って、また戻って診察、その後整形外科まで移動して、手術というのは効率が良いとは思えません。こういった所は本当に日本の制度のありがたみを感じます。 次週に続く。
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