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台湾の人達が信仰する媽祖


2010/3/29 9:00 Writer 高田寛治

 台湾の人達は信仰心が厚い。信仰する宗教も、仏教・道教・儒教の他キリスト教・回教など数多くあります。中でも【媽祖】を信仰する人達は、数知れなくいると言われます。台湾にはこの【媽祖】を祀る廟が三百数十箇所あり、旧暦の3月23日(今年は5月6日)に行なわれる媽祖の媽祖誕辰(誕生祭)は、台湾で最大規模の宗教活動行われます。

 台湾の人達が『天上聖母』と慕う【媽祖】は今年で生誕2050年を迎えられます。媽祖は福建省加蒲田県生まれで、本名林黙娘と言われ、8歳の時には経義を理解し、早くから佛教に帰依し、道士のもとで秘法を伝授され、16歳の頃から神通力を得て村人の病を治すなどの奇跡を起こし「通賢霊女」と呼ばれ崇められた。ある夜、黙娘は父と兄の船が嵐に遭い遭難する夢を見たのです。歯を食いしばり布団を抱き、夢うなされる姿を見た母は、黙娘を揺り起した。はっと目覚めた時、彼女は口を開いてしまい、口にくわえた父の服を離してしまったのです。そして実際に父と兄は遭難にあい、兄は助かったが父は還らぬ人となってしまった。やがて、人々は遭難するたびに彼女の姿を見るようになり、彼女に助けられたと言う話が伝わり、次第に彼女は神格化されて、航海の保護神として奉られるようになったのです。生前は善行が多かった彼女は28歳の時に昇天して神になったと伝えられています。

 周辺海に囲まれる台湾では、航海の保護神であり、豊漁や豊作の女神としてのみでなく、温和な慈愛に満ちた表情の媽祖を、正義と平和の象徴して広く信奉され、台湾の人達にもっとも親しまれている神といわれています。

 私の家の傍に『代天宮』と言う媽祖廟があります。私はこの廟を訪れ【媽祖像】の温柔で清浄な表情に見るにつけ、親近感を覚えています。

  高田寛治
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ジャーナリストレベル ジャーナリスト
担当国 台湾(中国)
略歴

現役在職中、プラント建設工事の技術スタッフとして、アルジェッリア・フランス・イラク・イラン・パキスタン・タイ・マレーシア・インドネシア・フイリッピン・台湾等の国々に6ヶ月~6年の長期間滞在し、工事を遂行すると共に。現地生活を体験してきました。

一言メッセージ
現役時代、台湾に何回となく出入りする内に、スッカリ台湾に魅せられ、リタイヤ後、台湾在住を決意、現在台湾に在住して居ます。
足掛け30数年の台湾生活の中で得た、数多くの台湾情報を、皆さんに発信して行きたいと思っています。どうぞ宜しくお願いします。


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