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ダーウィンの悪夢


2009/2/12 20:17 Writer silvas

 この映画は、人間が自分達の利益の為に自然の食物連鎖を破壊してしまい、悲劇が起こったことを描いたドキュメンタリー映画です。アフリカ、タンザニアのヴィクトリア湖の漁業をしている住人が貧しい生活にあえいでいた。そこで養殖するかのように放流されたナイルバーチという魚が異常に繁殖、在来種が絶滅に瀕する状態におちいった。ナイルバーチは大きく淡白な味、白身の綺麗な肉質で、EU、その他の消費者に、人気で加工魚として、魚加工産業がヴィクトリア湖周辺に設置され、発展させた。

 しかし飛行機で輸出するには燃料費がかさむ。そのためからくりが用意されていると示唆している。
タンザニアへ向かう便には、武器が満載されているようだとのロシア人飛行士達の話になにげなく話しているように映画は記録している。映画は、アフリカの貧困の悲劇を自然生態系破壊によって、多少は緩和されているかにみえる。残念ながら新たに問題が出てきている事も事実である。EU向け工場で切り取られた魚の頭や内臓や骨を日光で乾燥させ、売りさばく。工場労働者や夜警労働が1日1ドルに対し、トラックの荷台分が100ドルで女性は飛行士達や労働者相手に売春を始めエイズが蔓延してしまった。映画の中ではこれでもかと悲劇的な事実と人間のエゴと先進国の傲慢さを見せている。魚は輸出用で彼らの腹の足しにはならない。私にはアフリカ官僚達がビクトリア湖の自然形態の破壊を知らされたときの顔が映画の中では一番印象的だった。

 私の友人はアソシエーションを作りアフリカの子供達が作ったアクセサリーを、勤務していた学校にクリスマス前に売っている。彼女がいうには 現地の人たちが食べられない肉がいつも提供されてせつなかったそうだ。作ったアクセサリーは一つ10ユーロから高い物は25ユーロ、お金は全て 本、服、食料、薬に変えて自分で持っていく。「現金は、渡せない。」「」の言葉・・・これが アフリカの現状を物語っているように思う。

  silvas
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ジャーナリストレベル ジャーナリスト
担当国 フランス、チリ
略歴

ブルゴーニュに一年語学と歴史の勉強に留学
その後フランスに戻って10年になります。

一言メッセージ
あまりないフランスの情報、特に、フランス北西部を中心にお送りいたします。またフランスと日本の異文化の違いを記事を読んで一緒に考えていただけましたら幸いです。


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