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2008/12/10 18:30 Writer 番記者

 僕が住んでいる大学の寮はとても古いです。それはもう確実に築30年は当に越えているでしょう。
22階建ての16階に住んでいるので部屋からの景色だけはいいですが、内装、外装ともに確実に廃墟ビル、あるいはお化けビル以外の何物にも見えないという感じの建物です。

 おまけに築ウン十年というだけあって様々な場所が既に限界を超えた状態になっています。バスタブは割れて壊れているわ、部屋の壁はしみだらけだわ、いつの時代かわからないランプがおいてあるわと、つっこめばキリが無いほどの状態です。それでも住んでしまえばなんとやら、住めば都の素敵な大学寮なのですが、一つだけ耐えられないことがあります。

それは、

su ki ma

です。

 隙間です。部屋の窓の。この国は古い建物は本当に古いままで、窓枠はもちろん木でできています。引いて開けるタイプの窓なんですが、窓枠と窓枠の間にはゴムのような素材も何も無いので、老朽化してしまった窓枠はすっかり朽ちてしまい、窓を閉めてもその間には隙間が出来てしまうんです。なのでその隙間から真冬の冷たい風がびゅうびゅう吹き抜けます。さすが16階。その勢いはもうカーテンを閉めてもそのカーテンがバッサバサなってしまうほどで、雪が降り始めてからはなんと雪も一緒に入ってくるのでカーテンがぬれてとても困りますし、朝はセントラルヒーティングの力は何処へやら、極寒の部屋と化してしまいます。

 その極限の状況の打開策はただ一つ、窓と窓の間にテープを張る。だけなんです。本当に一昔前の方法で笑ってしまうかもしれませんが、マイナス何度の風を防げるのなら何だってしてしまう勢いなので、11月から僕もテープを購入して窓の隙間という隙間に全てテープを張って暮らしています。

 ただ厄介なのは一週間に最低2回は換気のため窓を開けなければ耐えられないのでそのたびにテープをはがして窓を開け、締めた後にまたテープを張りなおさなくてはいけないところです。これを冬の間中ずっとしなければならないのかと思うとげんなりですが、寒さに勝てるものはこの国には何もありません。これは僕の大学の寮だけの話ではなく、老朽化した建物の多いロシアでは結構ある問題みたいです。

 そういえば、僕がテープを張りはじめる前から窓にはぼろぼろになったテープの跡が。。。みんなやってるんですね。ロシア人も、寒いものは、寒い。


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