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ロシアの空に青空を

2009/2/11 18:45 Writer 番記者

 正月はモスクワ市内にある有名な美術館「トレチャコフスカヤ美術館」というところに行ってきました。ロシアには2つの大きな美術館があり、一つは「プーシキン美術館」これはフランスのルーブルに似ていて肖像から彫刻、絵画までありとあらゆる美術作品が(主にヨーロッパですが)一つの美術館に入っている万能型美術館。そしてこの「トレチャコフスカヤ美術館」は主にロシアの画家を中心にたくさんの絵画を見ることが出来る地域密着型美術館です。

 ロシアの画家といっても、世界的に有名な画家はあまりいないと思います。正直言って有名な人の名前を言っても多くの人は聞いたことも無いと思います。しかし、それは他のヨーロッパエリアの画家が余りに有名すぎ、その陰に隠れてしまっているだけであってロシアにも素晴らしい絵画は沢山あるんです。勿論ここはヨーロッパエリアですから。

 歴史を追いながら作品を3時間かけて全ての作品をみてきた感想は、晴れた空が多いなということでした。良く分からない感想かもしれませんが、どの絵も、晴れた日の大自然や人々を描写しているものが多く、驚きました。なぜならここロシアは一年のうち200日以上は太陽が隠れる日があると言われているくらい夏以外は曇天が多いです。

 それでもテレビのコマーシャルを見ていても、この美術館の絵を見ていても、常に目に入るのは抜けるような青空と太陽です。きっとロシアの人の心には常にこのような太陽、青空への強い憧れがあるんだろうなと勝手に感じてしまいました。

 あまり笑わない人が多いといわれがちなロシアですが、そんな事は決してありません。
曇り空の下でいつも必死に生きているロシアの人々の心には、いつもこのような青空と太陽があるんだということを強く感じさせられた一日でした。


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