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モスクワの夏


2009/8/18 21:00 Writer かりん

 「ロシアに行く」と言った時、大抵の方が「めっちゃ寒いんじゃ…」とか「マイナス何度くらい?」などと聞いてきます。ロシア=とても寒いという勝手なイメージを皆さんお持ちのようです。まぁ、決して間違いではないのですが、ロシアにだってちゃんと夏はあります。しっかり暑くなります。この記事を書いている今も、とても暑いです。

 ロシアの首都モスクワの夏は6月~8月の期間で、暑い時は30度を超えてきます。ただ、朝方はやはり肌寒く、10度前後となっており気温差が激しいです。そして一度気温が上がってしまうと、日没が遅いため(22時半頃まで明るいので)夜遅くまでずっと暑いままです…。最近は寝る時に暑くてなかなか寝付けない、なんてこともあります。

 そんなに暑くなるのに、モスクワでは冷房設備を見かけることはたいへん稀です。かなり新しい商業施設や、オフィスビルにはついていますが、私の学ぶ学校や、普通の住居では見かけられません。さらに公共交通機関の車両には全くついておらず、窓を開けて風で暑さを紛らわせなければいけません。モスクワは前回も書いたように人の移動が激しいので、人の熱気が車内にこもってしまうため、窓を開けてもほんの気休めにしかならないのが実際ですが…。外に一歩出れば、日差しはきついものの常に風が吹いているので涼感を感じることも出来ます。モスクワの夏は、屋内にいるほうが汗をかきやすいのです。

 そんな状態ですから、人々は極力薄着で、時間のあるときには湖や噴水など、水のあるところへアルコール片手に散歩に行く、というのが定番の夏の過ごし方になっているようです。広大な土地を持つ国ですから、散歩にうってつけな公園や森は山ほどあります。木々も背の高い、葉の多く茂る木が多いので、木陰を探すのも苦労しません。外で涼む場所を探すのはとても簡単なことなのです。

 日本なら、夏は太陽の熱光線とアスファルトの照り返しとの二重攻撃で外に出るのも億劫になりますが、モスクワは逆なんですね。これなら冷房を効かせ過ぎて、逆に風邪をひいたり、冷房病や夏バテの心配もなさそうです。

 ロシアの夏は短く貴重な季節ですが、健康的に楽しく過ごせることは間違いありません。

  かりん
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担当国 ロシア
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ロシアに2009年より留学中

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