| カナダ | |
| | アメリカ | カナダ | | |
| 世界の広場 > 世界の広場ジャーナル > 記事トップ・新着記事 > 北米 > カナダ > メノナイト |
メノナイト2009/1/20 10:00 Writer 江戸もん子
メノナイトというキリスト教の1派閥をご存じでしょうか?彼らはハテライツともいわれ、しばしばアーミッシュと混同されることもあるようですが、厳密には違うようです。 始めて彼らを見たのはカナダに渡って半年ほどしてから行ったバンクーバーに観光の時でした。その時は彼らの存在は知らなかったのでとても不思議に思いました。 観光地の土産物店で絵ハガキなどを彼女は母親とともに選んでいたのですが、明らかに周りとは様子が違うのです。まるで開拓時代の人たちがタイムスリップしてきたようなそのようないでたちなのでした。母親の頭の上にはイスラム教徒のような小さな帽子がちょこんと乗っている感じです。茶色の布地に小さな小花のプリントがされた木綿のワンピースは、デザインこそ古臭いけれどもとても清潔そうでした。 主人とアーミッシュだろうか?と話していたのですが、アーミッシュならば黒い服装でしょうし、またロープウェーに乗って訪れるこの地にいるのはおかしなことだし、彼女たちと一緒にいたご主人や兄弟の方はラフなTシャツ姿だったのです。ご主人にはアーミッシュ特有の髭はなかったのです。だから、なおさらこの人たちは???と疑問に持ちました。 その1年後、今度はアルバータ南部の旅に出かけました。アルバータ南部にはエドモントンからですと、高速を飛ばしても移動だけで丸1日かかってしまいます。アルバータ南部には、かつて戦時中に日本人捕虜収容所があった関係で日加友好協会などがあります。またメノナイトというキリスト教の一派が住んでいると旅行前に調べていました。時間があればメノナイトの村を見てみたいねと話していたのですが、時間の関係上訪れるのは無理になってしまったのです。 しかしながら、行く時は高速を飛ばして1日で移動しましたが、帰り路は途中で宿泊することにして下道などを走ってカナダの田舎街を探索しました。 ある田舎の小さな町で給油のためその村に唯一のガソリンスタンドに寄ったのです。カナダのガソリンスタンドはほとんどがセルフサービスでコンビニエンスストアーが併設されています。 支払とトイレのためにコンビニの中に入ってものすごくびっくりです。なんと、メノナイトの子供からティーンまでが店の中で毒々しい色をしたキャンディーなどを買って大喜びではしゃいでいたのです。特に女性の服装は、やっぱりバンクーバーで見た方のような19世紀のようないでたちなのですが、よく観察していると黄色いワーゲンに彼女たちは乗ってきたようでした。車の中と店の中を行き来して大騒ぎをしています。 我が家はエドモントンで生活を始めてから、古い時代のテーマパークや建物などをよく訪れていたので、メノナイトの方達のような現代の物質消費社会を否定した生活形式にとても強いあこがれがあるのです。 メノナイトは写真を撮ってはいけないということは知っていたので、一緒に写真を撮って欲しいと思ったのですがやめました。昔ながらの暮らしをしているといえども、やはりいまの生活には車は必要不可欠なのかもしれません。でも、免許証には顔写真が必要だよね?とそこを離れてから疑問がわいてきました。 帰宅後、メノナイトについて調べたところコミュニティーの代表者の領分によってそのコミュニティーで許される要素が違うということがわかりました。なので、服装は昔仕様でも、生活自体はかなり現代化している人たちもいるようです。 友人にこの話をしたところ、エドモントンの巨大モールで働く彼女はそういえばあのスタイル(開拓民風ワンピース)にリュックサックという姿でモール内を団体でバスで乗り付け闊歩していたよって話してくれました。信仰は捨てきれないけれども、現実の世の中(物質文明)を知っておくということはこれからの社会を営んでいく若い世代には必要なのかもしれません。しかしながら、見た目は時代錯誤で異様な感じがしますけど、彼らのことを理解して彼らの生活を改めて取り入れてみることは、大量生産や消費に慣れきってしまって行き詰ってしまったこれからの社会には役立つような気がします。
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| リンク集 | |
|
世界の広場 世界の広場ジャーナル 韓国語広場 新着記事 ジャーナリストトップ 会社概要 FAQ 新着お知らせ ジャーナリスト募集 Copyright(C)2005 - 2008 世界の広場 ALL Rights Reserved |