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その語学活かそうぜ!2009/11/11 21:30 Writer 江戸もん子
海外渡航経験のある記者達が集まってこのHPは運営されていますが、日本で暮らしている中でいつも疑問に思い抱いていることがあります。普段はカナダの担当ですが、カナダでの生活があったからこそ気がついた日本で感じたことを書きたいと思います。 私の田舎では外国人はまだまだ珍しい存在です。同じく海外へ留学する若者も少ないような土地です。しかし、現在住んでいる土地は国際空港が近いこと、都心部へのアクセスも良いことなどから外国人がたくさん住んでいます。金髪、白人の子供がランドセルを背負って歩いているような土地柄です。日本語がうまく話せない親を小馬鹿にする日本育ちの異国籍の子供がたくさんいる土地柄です。 これだけ外国人が身近にいると、あきらかに旅行者で駅や街中で困っている姿を見かけても誰も声をかけず、またこれだけ多くの外国人がいても外国語のインフォメーションをできる駅員が不足しているなどして困っている姿をみかけても感覚が麻痺してせっかく多少なりとも外国語が話せても私を含めて声をかける人がいないのが現状ではないかと思います。空港内で明らかに航空会社の職員なのに、きょろきょろ困っている旅行者の横を通り過ぎながら全く気にも留めない姿をみると、感覚の麻痺って怖いと思います。街中には英会話教室があふれ、あれだけ多くの若者が海外に留学に行っているのにも関わらず、仲間の外国人としか話ができないという人も多いのではないでしょうか? 私は今日、カナダから帰国する友人に会うために空港へ行きました。帰りの電車で明らかに困っているイスラム系の外国人の方がいたので普段ならば見て見ぬふりをしてしまいますが、思い切って声をかけました。私のブロークン・イングリッシュでもなんとかその方のお役に立つことができました。我が夫君は大学院に留学するほどなので英語の成績は良いですが、カナダにいたときですら英会話が苦手でした。間違えたら嫌だから話すのが怖い、いわゆる典型的な日本人英語の達人なのです。私は学校で教わった英語はまったくできないといっても良いかと思いますが、ときどきむくむくと度胸がわいてきて後から考えるとまったくとんちんかんな単語を使って、身振り手振りも加え言い換えたりしてなんとか会話が成立しているということがあります。 カナダは移民国家なので、ブロークン・イングリッシュは当たり前の部分も持ち合わせているのです。きちんと話せることに超したことがないですが、世界に通じる論文などを書くのではない限り母国語ではない、間違って当たり前と割り切ってしまうと気が楽になります。カナダではとくに中華街などでは中国語がメインで時々英語を話すときは単語のみとか、私のような母国語を直訳してまったく違う単語を持ってきてしまう英語などあふれかえっています。逆にあちらのカナディアンの中では日本語ブームが起こっていたので、街中にインチキな日本語があふれかえっていました。母国語ではないのだから間違いはお互い様なのです。インチキでたらめな日本語でも、母国語であるので何を言いたいのかは察しがついたものです。それよりも少しは言葉知っているのに、多少なりとも外国語を話せるのに使わない方が恥ずかしいと今日はっきりと思いました。 カナディアンはとにかく世話好きなのかまったく見ず知らずなのに顔色が悪いとかいろいろ心配して話しかけて来てくれるのです。日本人だってそうあっても良いべきです。 それでもやはり多くの日本人はきちんとした英語を話せないのは恥ずかしいと思うのが普通だと思います。だから日本人は話せない。あれだけ多くの若者が語学留学しているのに、明らかに何かに困っている外国人旅行者を助けようとする人を見たことはほとんどありません。 都心部で外国人がたくさん住んでいるので、明らかに困っている旅行者を見かけても感覚が麻痺し彼らを放置してしまいがちな自分自身に自戒の念を込めて今回の記事を書いてみました。
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