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春まだ遠く・・・氷の花、ダイアモンドダスト


2010/3/16 9:10 Writer 江戸もん子

 奇しくもこれを書いている今日はバンクーバーオリンピックの開会式です。知っているバンクーバーの風景などが映るとうれしいものです。でも、バンクーバーの冬ってやはりエドモントンと比べると比にならないほど暖かいのです。日本選手団のもこもこユニホームに違和感を感じ得ずにはえられません。もう、この記事が掲載される頃にはオリンピックは遠い記憶になっているのでしょうね。

 エドモントンはまだこの季節とても寒くて、暖かかくなってきてそろそろ花見に浮かれる日本とはちょっと事情が異なります。まだまだ、毎日のように凍てつく寒い日が多いです。ただ3月後半ともなると日中の気温が氷点下2度くらいになることが多くなり、マイナス20度を体感した後ですからマイナス2度はとても温かく感じるものです。エドモントンは寒過ぎて真冬の雪は本当に細かなさらさらなパウダースノーです。いかんせん、標高600mの広大な台地に広がる都市ですからバンクーバーのように冬のオリンピックを招致するというわけにもいかないのですけどね。とてもよい雪なのにもったいないことです。 

 春も間近に感じられるようになるこの季節。気温がやや高くなるためか雪の形状が変わってきます。冷え込んだ朝、学校へ向かうのに路面がキラキラと輝いていました。凍っているわけではないのです。ガラスをちりばめたようなまばゆいキラキラとした道路。雪は降っています。よく見ればなんだか優しくちらつきながら降っている雪もキラキラとして見えます。これも異国の不思議現象か?と思ってそのキラキラに遭遇すること数回目にしてようやく、自分の気持ちに余裕ができたのか、学校からの帰り道によ~~~~くそのキラキラを観察してみると大きな雪の結晶がとてもきれいに残っていて光を反射していました。それがダイアモンドダストだとようやく気がつくと、凍てついた朝学校へ向かう道が楽しくなりました。スーパーまでの買い物も楽しくなりました。

 日本では「珍しい」とばかり言われているダイアモンドダストがごく普通の生活の中で何度も何度も見ることができるのは、寒い国ならではで凍てつく寒さの中でもなんだか得した気分です。北国出身の私は地元でも何度かダイアモンドダストは見たことがありますが、エドモントンで体感した雪の花、氷の花と言いたくなるような素晴らしく大きなきれいな形のダイアモンドダストは本当に貴重な体験だと思います。主人もなぜ路面がキラキラ輝いているのか不思議だったそうです。一緒に出かけたときに「なんでだろう?」というので、雪の結晶が氷のなって光っているのだよと教えてあげたら目を輝かせてよく観察し嬉しそうにしていました。

 ダイアモンドダストが見れるのはおそらくこの季節くらいではないでしょうか?なぜなら冒頭にも触れましたが、エドモントンの冬は寒過ぎるのです。春まだ遠しといえども春に向かって暖かくなってきたことで雪の結晶が大きくなり、地表に降りるまでの間に氷になっているからだと思います。しかし、こんなにダイアモンドダストはきれいなのにオーロラ同様あちらの人は日常ですから無関心ですけど。ぜひとも、エドモントンならではの日常的不思議現象を体感してみてください。

  江戸もん子
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ジャーナリストレベル ジャーナリスト
担当国 カナダ、アルバータ州
略歴

2006年~2007年カナダアルバータ州エドモントン在

一言メッセージ
カナダ、アルバータ州エドモントンに2007年6月まで1年半滞在していました。そのときに色々経験したことを皆さんとシェアできれば幸いです。


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