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カナダはアンティーク天国?


2010/5/4 9:00 Writer 江戸もん子

 私はあまり詳しくないのだけれど、アンティークを見るのは好きです。エドモントンには大きなアンティーク・ショップがありました。昔のものって何ともいえない心地よさがあったりしますよね。60年代のポップな装飾や、それよりもずっと昔100年くらいの前の生活用品が醸し出す実用美が何ともいえずに好きだったりします。手元に置くほど現在の住居に余裕がないわけですが、いずれは手に入れたいものが結構あったりもします。ただ、アンティークはその時の出会い、直感で買い求めないとならないので難しいところですね。

 日本で大人気のFire kingなどの生活雑貨が、こんな値段でいいわけ?と驚くほどの格安価格でそのお店には所狭しと並んでいました。帰国してからそれを取り扱うお店で値段を見てびっくりしたほどの格安価格でした。程度もあるのでしょうけれど、傷などあまり目立つものはなかったです。日本で購入するよりも、あちらに観光に行きながら買い求めたほうが安いのではないかというくらい安いんですよ。観光なしでも、アンティークな生活雑貨をたくさんそろえたいならば、絶対的にあのお店に行くほうが航空運賃等入れても安いと思います。

 また、このお店では春ごろお客さんが各自持ち寄ったアンティークを店前で青空バザーで売る日があるんです。私はいけなかったのですが、その日お店に行ったという知人はFire Kingのマグを2つで1ドルで購入したそうです。お店でも、そんなに高い値段ではないですから絶対アンティーク好きならば、そのお店は足を延ばしておきたいところだと思います。

 日本との違いで、愕然と驚きつつも文化の違い、価値観の違いで興味深い、面白いと思ったのは、日本を代表する画家である横尾忠則氏の版画がたった10ドル(千円)で売られていたこと。しかも、壁に画鋲で直留されたものもあったりしましたよ。どちらにせよ、あまり丁寧には扱われてはおらず、日本の画商さんが見たら憤慨するに違いありません。学生時代の私ならば、そんな状態の横尾氏の版画でも10ドルなんていう価格では日本では到底手に入れることはできないから買い求めていたと思います。でもね、三十路を越え趣向が変わってしまったので買い求めませんでしたけど。

 2階建ての建物ですが、所狭しといろいろなものがあるので飽きません。もちろん、往年のホッケー・プレイヤーのカードやユニホームなんかも置いてあります。こんなの誰が買うのと言いたくなるような古い新聞は山積みされています。また再び訪れてみたいお店の一つです。ただ、いかんせん私がいたころのエドモントンは地価が高くなりすぎて家賃高騰によりやっていけなくなるお店が続出して何軒もお気に入りの店が店じまいしてしまっていましたから、今もそのアンティーク・ショップがあるのかはわからないところです。

  江戸もん子
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ジャーナリストレベル ジャーナリスト
担当国 カナダ、アルバータ州
略歴

2006年~2007年カナダアルバータ州エドモントン在

一言メッセージ
カナダ、アルバータ州エドモントンに2007年6月まで1年半滞在していました。そのときに色々経験したことを皆さんとシェアできれば幸いです。


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