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オーストラリア。行ってみたらビックラこいた! その392010/6/2 9:00 Writer サエキヒカル
メルボルンに着いた私は、くしゃくしゃになった紙をポケットから取り出した。これは、日本から出てくる際に知人から頂いた「もし、メルボルンに行って困ったことがあったのならここに電話するように」と、言われ渡されたメルボルンのあるお宅の連絡先である。 しかしなんと話せばいいことやら・・・私は早速台本を書き始めた。この台本を書くのは、海外にいる間何度も行うことになる。咄嗟に言葉が出てこないからだ。 某社がだしている「とっさの英会話」という本があるが、とっさに聞かれた際、どのページに答えが書かれているのかわからなかったらとっさに対応できないのではないか?と思う。 しかし、私の台本もあてにならない。話すことばかりに重点が置かれ、相手の答えがあまりにも曖昧だからだ。イエス、ノーと相手の応対を書くのだが、大抵相手は、それ以外に滝のごとく何かを述べてきて、この台本はすぐに無用になり、アドリブ対応になってしまうのだ。 だが、書かずにいられない。何度も書いて、読み返し呪文のように公衆電話の前で繰り返す私は何者なんだ?と思いながら電話をかけた。 続く
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