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ホームステイのススメ


2008/10/20 17:30 Writer 番記者

 ニュージーランドでたくさんの人に出会いましたが、私にとってホストペアレンツとの出会いは大きく、彼らはいつも私を支えてくれました。June&Neville、Susan&Gilは私の「ニュージーランドの家族」と言えるくらい大切な人たちです。今回は、最初のホストマザーJuneとの思い出を書きたいと思います。

 私が初めてニュージーランドのクライストチャーチを訪れたのは、大学4年生の夏でした。クライストチャーチはニュージーランドの南島に位置し、「ガーデンシティ」「イギリス以外で最もイギリスらしい国」といわれる町です。

 国際空港に到着しロビーをうろうろしていると、私の名前を呼ぶ大きな声が聞こえました。それがJuneでした。日本を発つ前に手紙と写真をホストペアレンツに送ったのですが、それがあってかすぐ見つけてもらえたようです。名前を呼んでもらった瞬間、私のなかにあった不安は消えました。ステイ先は、Cashmere Hillという丘にあり、ここから見下ろす景色は最高でした。Juneと買い物に行ったり、ホストファーザーNevilleとウォーキングに行ったり、学校の宿題を見てもらったり…充実した毎日を送ることができました。彼らの存在があったからこそ、「大学を卒業したらまた来たい!」と思えたのでした。

 大学を卒業して4月、再びニュージーランドへ。June&Nevilleは、「本当に戻ってくるとは思わなかったわ!」と驚きながらも喜んでくれました。一度、私は風邪をひいて寝込んでしまったことがあるのですが、そのときJuneはおにぎりと味噌汁を用意してくれました。インスタントの味噌汁でしたが、優しい気持ちがとても嬉しかったです。

 語学学校を卒業すると同時に、ホームステイ先を移りました。Susan&Gilの家にお世話になって3週間経ったある晩、私の携帯電話に中国人の元ルームメイトからテキストメッセージが届きました。「Juneが亡くなった。」数日前に遊びに行ったばかりなのに…一瞬目を疑いました。彼女は脳卒中でした。

 Juneがくれた手紙、絵、手編みのニット帽、ニュージーランド料理のレシピ…今も大事に持っています。ホームステイは、その国の生活を直に感じることができます。私はこれからもホストペアレンツと連絡を取り続けて、いつか再会できたらと思っています。

 


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