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ブラジル・サンパウロの歩き方 その1


2010/3/30 9:00 Writer Sorvetinho

 以前あるブラジル人から、「日本とブラジルで最も異なる点は何ですか?」と尋ねられたことがあります。みなさんは何だと思われますか? 私は「治安」だと答えました。「サンパウロと東京はよく似ていますが、決定的に異なるのは治安です」と。

 ここブラジルでは、私達は常に自分の身の安全について注意を払わなければなりません。日常生活に犯罪はつきものであり、決して他人事ではないのです。しかし、恐れる必要はありません。注意すべきポイントさえしっかり把握していれば、強盗などの犯罪被害を避けることができますし、万が一強盗等に遭ってしまった場合にも被害を最小限に抑えることができます。

 私がこれまでのブラジル生活で学んだ「自己防衛策」をご紹介します。

 1.日本人らしい服装を避ける。ブラジル人の服装は男女共に非常にシンプルですから、外国人らしい服装をすれば目立ってしまいます。服装で「あの人は日本人だな」と分かってしまう程です。「外国人はお金を持っている」と思われているので、強盗の標的になりやすいのです。着慣れたTシャツ(できれば無地でブランド等が分からない物)やジーンズ、スニーカー等が無難です。短過ぎるスカートやショートパンツ等も非常に危険です。女性が一人で外出する場合にはくれぐれも注意してください。

 2.日本語(外国語)で大声で話さない。外国語で大声で話した場合、外国人であることを自らアピールしてしまうことになります。屋内、バスや地下鉄の車内等は屋外に比べて気が緩みがちになりますので注意が必要です。

 3.腕時計やアクセサリー等、貴金属は身に着けない。特に色がゴールドの物は避けるべきです。たとえそれがイミテーションであっても、本物と誤解されて狙われる可能性があるからです。(ブラジルでは色がシルバーの物よりゴールドの物が人気です。)私自身、普段は結婚指輪と小ぶりのピアスくらいしか身に着けません。どうしてもアクセサリーを着けたい場合は、ウッドビーズ等の光らない素材の物が良いでしょう。

 4.携帯電話・携帯音楽プレーヤー・デジカメ等は外で使わない。特に歩きながらこれらを使用した場合、ひったくられる可能性があるので非常に危険です。人目に付くように使用するのは極力避けるべきです。私の中国人の友人は、1年間で3回、路上で携帯電話を盗まれました。そのうちの1回は拳銃を突きつけられたそうです。携帯電話を盗むために拳銃を使うなんて、日本では考えられないことですが…。

 次回に続きます。

(写真はAv. Paulista=パウリスタ通り)

注)これらはあくまで私の体験に基づいたアドバイスであり、必ずしも犯罪被害に遭わないというものではありません。読者の方が被ったいかなる損害・損失についても、私は一切の責任を負いかねますのでご了承ください。

  Sorvetinho
ジャーナリストレベル ジャーナリスト
担当国 ブラジル
略歴

2008.10~ ブラジル・サンパウロ在住

一言メッセージ
はじめまして。ブラジル人の夫との国際結婚を経て、現在ブラジル・サンパウロで暮らしているSorvetinhoです。ブラジルは日本のちょうど反対側に位置しており、その時差は12時間。世界最大の日系社会を持つ国でもあります。日本のみなさんには「サッカー」「サンバ」「コーヒー」などといったイメージが強いのではないでしょうか。しかし、ブラジルの魅力はそればかりではありません! これまで海外経験の全くなかった私が、現地での暮らしを通して発見したこと・感じたこと・学んだことを、少しでも多くの方に読んでいただけたらと思います。これからブラジルに旅行される方、留学される方、移住される方々のお役に立てれば幸いです。

 


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