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パスコアのチョコ卵


2010/4/29 9:00 Writer 古瀬香織

 2月のカルナヴァルが終わった途端、ブラジルのスーパーマーケットを賑わすのがオーヴォ・ヂ・パスコア(パスコアの卵)。パスコアは英語圏ではイースターと呼ばれる、キリスト教の復活祭で、カトリック教徒が国民の大半を占めるブラジルでも、大切な日として祝われています。そのパスコアを象徴するのが、チョコレートで出来た卵。鶏卵ほどの小さいものから、子どもの頭ほどの巨大なものまで、バリエーション豊かに揃っています。

 各チョコレートメーカーは、年間で一番の売り上げをこの時期に期待していて、そう、ちょうど日本のバレンタインデーのような状態で盛んに売り込みをかけるわけです。(ちなみにブラジルにはバレンタインの習慣はありません。)

 この卵を、お世話になった人に贈るのが習慣になっています。中が空洞になっている巨大卵の中には、ミニカーや人形、ハンカチといった小物が入っているものが多く、子どもたちに特に大人気。中身は開けてからのお楽しみなので、何個も集めたくなるのもわかります。

 さて、チョコ卵を買う際には、値段の確認を怠りなく。と言うのも、同じ商品が店によって全く違うのです。PROCON(消費者保護団体)の調査によると、バービー人形柄の170gの卵が、最安値11.54ヘアイス(約600円)、最高値22.89ヘアイス(約1200円)と、実に倍の値段もの開きがあることがわかりました。

 これはチョコ卵に限った話ではなく、他の商品一般に置いても言えることです。ブラジルでは、モノの値段は店によってピンキリ。要するに、庶民御用達の店と、セレブ御用達の店では値段が違うという話なのですが、そのことに気付くまで、私もずいぶん無駄な出費をしたものです…。今ではしっかり、庶民派の店でお得に買い物できる節約主婦になりましたがね。

  古瀬 香織
ジャーナリストレベル ジャーナリスト
担当国 ブラジル、アルゼンチン、チリ、メキシコ
略歴

大学2年の夏休みに初海外でカナダに1ヶ月語学留学、 その後、現在までに約20カ国を旅行。 2005年9月よりブラジル・サンパウロに住み、2008年3月より世界遺産の街サルバドール在住。

一言メッセージ
ブラジル在住5年目の2児の母です。胃袋の強さとフットワークの軽さが自慢。

 


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