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きれいな海2009/4/28 23:25 Writer mimio
バラデロについた初日、ホテルの老朽化に面食らったものの魅了されてしまったのは、海でした。 おかげでバラデロに着いてからの私は毎朝、海を見てはすっきりした気分で一日を始めることができました。 そんな海を見ながらこの旅行での出来事を思い返してみると、華やかな旅行者達の世界と困窮している人達の世界が余りにも違うという、気付きたくない事実にたどり着きます。そしてその違いから目を逸らしたいと思ったし、キューバに着いて早々に「帰りたい」と口にしてはいけない気持ちをずっと抱いていました。カルチャーショックという言葉を学校で習った時は「そんな違いが今のこの世界にあるのか」と聞き流していましたが、ここにはあります。それでも人は生きていかないといけないし、実際にキューバ人は苦しい中で生活をしています。そんな中で私1人に何かできるのかなんてよくわからないですし、あれこれいっても、それはきっと偽善にすぎなく苦しみが残るだけ。当たり前だけど、今更チェ・ゲバラのように革命家になんてなれっこない。そもそも私は普通人だしなぁ・・・なんていろいろ考えさせられる。初めて「楽しむ旅行」ではなく「考える旅行」を経験しました。 どうしてキューバ人は毎日ギリギリの生活で、そして不安定な国勢を頼らざる得ない状況なのにあんなに笑顔でいるんだろう?配給される卵を待ち焦がれながら、そんな生活想像つくでしょうか? バラデロの海は本当にきれいです。きれいな海を見ているとすべてのことがきれいにリセットされる、そんな気持ちになります。長いキューバの歴史の中には、華やかな出来事もあれば残虐な事もたくさんあっただろうに、けどそんな耐え難い辛さでさえもこの海が飲み込んだのかと思うと、救われるような思いがこみ上げました。
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