中南米のニュース、中南米の記事を専門に扱っています

 

キューバ
| メキシコ | キューバ | ベリーズ | ブラジル | チリ | ペルー |

 

世界の広場 > 世界の広場ジャーナル > 記事 > 中南米 > キューバ > きれいな海


トップ

くらし

留学全般

旅行

交通

食・料理

仕事

語学・勉強

文学・芸術

エンタメ

スポーツ

季節・自然

ショッピング

物価・マネー

歴史・宗教

政治

美容・健康

祭日

医療

恋愛・友情

国・国民性

きれいな海


2009/4/28 23:25 Writer mimio

 バラデロについた初日、ホテルの老朽化に面食らったものの魅了されてしまったのは、海でした。
ホテルの部屋をでて海に向かうと、真っ青な海が遥か彼方まで広がっていて、日ごろの人関係のイラつきや小さな悩みなんてきれいさっぱり消してしまう、そんな見えない力を持っているようなバラデロの海。

 おかげでバラデロに着いてからの私は毎朝、海を見てはすっきりした気分で一日を始めることができました。

 そんな海を見ながらこの旅行での出来事を思い返してみると、華やかな旅行者達の世界と困窮している人達の世界が余りにも違うという、気付きたくない事実にたどり着きます。そしてその違いから目を逸らしたいと思ったし、キューバに着いて早々に「帰りたい」と口にしてはいけない気持ちをずっと抱いていました。カルチャーショックという言葉を学校で習った時は「そんな違いが今のこの世界にあるのか」と聞き流していましたが、ここにはあります。それでも人は生きていかないといけないし、実際にキューバ人は苦しい中で生活をしています。そんな中で私1人に何かできるのかなんてよくわからないですし、あれこれいっても、それはきっと偽善にすぎなく苦しみが残るだけ。当たり前だけど、今更チェ・ゲバラのように革命家になんてなれっこない。そもそも私は普通人だしなぁ・・・なんていろいろ考えさせられる。初めて「楽しむ旅行」ではなく「考える旅行」を経験しました。

 どうしてキューバ人は毎日ギリギリの生活で、そして不安定な国勢を頼らざる得ない状況なのにあんなに笑顔でいるんだろう?配給される卵を待ち焦がれながら、そんな生活想像つくでしょうか?
確かに陽気で小さなことを気にしない国民性であっても限界はくるはず。だって明日はわが身で生きるか死ぬかですから。

 バラデロの海は本当にきれいです。きれいな海を見ているとすべてのことがきれいにリセットされる、そんな気持ちになります。長いキューバの歴史の中には、華やかな出来事もあれば残虐な事もたくさんあっただろうに、けどそんな耐え難い辛さでさえもこの海が飲み込んだのかと思うと、救われるような思いがこみ上げました。

  mimio
| ブログ | SNS | 問合せ |
ジャーナリストレベル ジャーナリスト
担当国 メキシコ、キューバ
略歴

メキシコ、アメリカ、フランス、韓国

一言メッセージ
viva mexico!縁あって暮らしはじめたメキシコは陽気な国、いつもにぎやかでとにかく笑ってる人が多いです。

 


| リンク集 |

   世界の広場  世界の広場ジャーナル  韓国語広場
新着記事  ジャーナリストトップ  会社概要  FAQ  新着お知らせ  ジャーナリスト募集
Copyright(C)2005 - 2008 世界の広場 ALL Rights Reserved