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歴史を楽しむポイント 4


2009/12/23 9:35 Writer mimio

 初めてメキシコに旅行等々できた外国人がぎょっとするメキシコ独特のキャラクターそれは「骸骨の貴婦人カトリーナ」

 理科室にある骸骨の標本がお洒落な帽子を被ったり衣装をまとったり着せ替え人形のようになっていて、日本人目線だらですと少々不謹慎だと思ったり、呪われると思って近寄らないものですけど・・・こちらは親しい骸骨のお友達感覚です。

 このカトリーナの誕生は19世紀末で、生みの親は1人の版画家です。版画家ホセ・グアダルーペは風刺画家で、当時の下層階級の苦しみや独裁政治を痛烈に風刺画にして、新聞等に投稿します。そんな投稿を続ける中で、死者の日(11月1・2日)の新聞に労働者や子供、貴族や司祭など全ての人・生き物を骸骨姿(擬人化)にして生きてから死までの短さや身近さを強調した画が人気を得ます。そもそもメキシコ人にとって死は恐怖や悲観というものより、笑ったり楽しむものなので「骸骨」は「死の象徴」であり「生の象徴」。そういった象徴が当時の権力悪を痛烈に批判したのなら、民衆の心には救いのようなものが響いたのかもしれません。

 人気を得てからも彼は骸骨を擬人化した風刺画をつづけていく間にお洒落な帽子を被った「カトリーナ」が出来上がっていきました。そんなカトリーナは確かにお洒落で、骸骨であることが惜しいほど。こうして彼の活動と共に「骸骨の貴婦人カトリーナ」は認知度をあげて今日に至ります。

次回につづく

  mimio
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